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アトピー性皮膚炎の原因と症状の解説

皮膚疾患の一つであるアトピー性皮膚炎は、良くなったり悪くなったりを繰り返すかゆみのある湿疹を主な病変とします。
アレルギー疾患の一つとも言われるこの病気は、肌のバリア機能の異常、免疫機能の異常、ストレスなどが原因で引き起こります。
皮膚の炎症が長い期間続くアトピー性皮膚炎ですが、この炎症は本来外部から侵入してきた敵を退治する免疫反応により引き起こり細菌やウイルスから身を守るため必須です。
しかしアトピー肌の人はこの免疫が過剰に反応しやすく、本来殺す必要のないものにも炎症を起こすのでかゆみを初めとした不調を起こします。
免疫細胞が外的に攻撃する際、武器として用いるのがヒスタミンという化学物質でありこれはかゆみや腫れなどの症状を起こす要因でもあります。
ヒスタミンは真皮と呼ばれる場所にあり、刺激を受けると分泌されます。

アトピーを引き起こすアレルギーには即時型で不必要に過剰な免疫反応が起こるI型アレルギー、遅延型で少しの刺激で炎症反応が起こり継続するIV型アレルギーの2種類が挙げられます。
免疫関連以外でもこの皮膚疾患の原因はあります。
皮膚のバリア機能が弱いのもその中の一つであり、まず人の肌は上から表皮と真皮、皮下組織の3つの構造に分かれてます。
そして表皮の表面には角質層があり、これは細菌のような異物の侵入を防ぐ働きがある厚いタンパク質で覆われてます。
アトピーを患う人の肌は角質層をつなぎ止めるセラミドが不足しがちで乾燥肌になりやすく、かゆみや炎症を引き起こす化学物質を初めとしたアレルゲンの侵入を許しやすいです。
侵入したアレルゲンを退治しようと免疫細胞が動き、痒みを招くというメカニズムによりアトピー性皮膚炎は引き起こります。
その為アトピー性皮膚炎は子供なら早いと生後2ヶ月から発症するとされ、最近では大人も悩まされている皮膚疾患になってます。
ストレスはこの皮膚疾患を悪化させやすく、これが患者に多く見られ特に大人の発症要因の中に挙げられます。

レーザー手術の費用と保険適用について

年齢により発症箇所が異なりますが、大人から子供まで幅広い年代が悩まされるアトピー性皮膚炎は、強い痒みやジュクジュクとした湿疹、肌の赤みといった症状が見られます。
引っ掻く行為を繰り返すと苔癬化という皮膚がゴワゴワと厚くなったり、硬く盛り上がり痒みが継続する痒疹になる恐れがあります。
この皮膚疾患を治療する手段にレーザーやフラッシュのような光を用いるものが挙げられ、ナローバンドUVB療法は重度のアトピー性皮膚炎の治療に効果が高いと言われます。
アトピーは皮膚を引っ掻きそれが刺激となり、表皮まで伸びる痒みを伝達する神経線維に行くことで悪循環になります。

しかしナローバンド療法では痒みを伝える神経線維を縮め減らす作用があり、かゆみの改善が見込めこの他皮膚の免疫反応を抑制する効果があると言われます。
この治療法はアトピー性皮膚炎の患者ほぼ全員に効果があるとされ、特に重篤患者や痒疹によく効くと言われます。
治療は患者の症状により個人差はありますが、1週間に1回から数回、合計で約20回から30回ほどの回数が必要になります。

ちなみにナローバンドは保険が適応されるので3割負担の場合1回あたりおよそ1050円の料金が必要になると言われます。
ナローバンドは飲み薬や塗薬による治療を減らせる利点があり、副作用が少ないと言われます。

しかし施術すると日焼けに似た症状を引き起こす可能性があり、照射の回数や量を医師とよく相談して治療を行うようにしましょう。
またナローバンド療法は基本的に顔や目に照射は行わず、安全のため施術中はサングラスを着用するとされます。
ちなみにアトピー性皮膚炎は医療機関で治療する以外に、かゆみの要因となるハウスダストを除去したり、肌の保湿といった行為でも状態を緩和できます。
自分でもできることも試してみても損はないでしょう。

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